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【体外受精・顕微授精】グレード頼りの胚移植はもう古い?

こんにちは。お客様相談ダイヤルの中の人、多田まどかです。
体外受精や顕微授精の治療を重ね、ようやくグレードの良い受精卵ができた!今度こそ!と思ったのにまた空振り、なんて経験はありませんか?私は何度もそんなことがありました。あれは本当にがっかりしてしまいますよね。。。

体外受精や顕微授精で複数の受精卵が確保できたとき、たいていはグレードの良いものから移植してゆくことになります。
とてもグレードの良い受精卵を胚移植したはずなのに着床しないのはいったいなぜなのでしょうか?
受精卵のグレードというのは、あくまでも見た目を基準にします。もちろん、見た目が良くない物やフラグメンテーションが多いものは、そうでないものに比べて質が良くない確率は高いのですが、たとえばグレード2の受精卵では着床しなかったのにそれよりもひとつ下のグレード3の受精卵で着床した、という方もいらっしゃいます。これは見た目だけでは受精卵の質を判断できないことを示しています。
もっと正しく受精卵が着床する力を持っているかいないかを確かめる方法はないのでしょうか?
と思っていたところ、どうやらそのような研究が始まっている、というニュースを発見!
とある民間企業での研究なのですが、体外受精・顕微授精時に使われた培養液には受精卵(胚)からミトコンドリアDNAが放出されており、その濃度が高ければ着床率が高い、ということがわかってきたとのこと。
すでに臨床研究の段階に入っているようで、問題がなければ正式なリリースまでもうすぐ、ということのようです。
この方法が実際に臨床現場で運用されるようになれば、受精卵のグレードだけに頼らない着床率の高い受精卵の選別が可能になるかもしれませんね。

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