妊活ブログ

エストロゲンとプロゲステロンはどう違う? ~ホルモンを制する者が妊活を制す~

こんにちは。不妊治療は卒業したものの、いまだ女性ホルモンとの闘いは続いている、お客様相談ダイヤルの中の人、多田まどかです。闘いの詳細については別の機会に。

お客様から頂くご相談の中でも多いのが、基礎体温や月経周期に関するご相談。
不妊治療や妊活中の方であれば、基礎体温については「低温期・高温期の二相性」、月経周期については「28日前後」が望ましい、ということはご存知だと思います。ということで、基礎体温や月経周期が理想の形にならない場合はどうすればいいの?というご相談をよく頂きます。

まず、基礎体温や月経周期を作るのは女性ホルモンであることを覚えておきましょう。ただ、一口に女性ホルモン、と言っても単純ではありません。というか、結構ややこしいです(笑)白状すると、私も不妊治療現役時代には曖昧にしか把握していませんでした。
エストロゲンとプロゲステロン、名前は聞いたことがあるけれど、どっちが何をしているホルモンなの??という方も多いのではないでしょうか。
※女性のリズムを型作るホルモンは他にもあるのですが、今回はこの2つのホルモンにしぼって解説します。

【エストロゲン(卵胞ホルモン)】
いわゆる「女性らしさ」を作り出すホルモンです。この期間は体調やお肌の調子も良い人が多いのではないでしょうか。
月経が終了した後に徐々に増えてゆき、排卵の少し前にピークに達します。
卵胞が育ってくると分泌が増えます。おりものを増やし、子宮内膜を厚くし、妊娠に向けて受精・着床しやすい環境を作ってゆきます。
排卵直前に分泌が急激に減ります。この時に一時的にガクンと体温が下がるのですが個人差があり、この「ガクン」の有る無しについてはあまり気にする必要はありません。

【プロゲステロン(黄体ホルモン)】
排卵直後から分泌が増え始めます。排卵前のエストロゲンに代わって子宮内膜を厚くし、高温期を保ちます。
妊娠が成立した場合は、妊娠を維持する(胎児の成長を促進・子宮の収縮を抑制・乳腺の発達を促進)働きを持ちます。
妊娠が成立しなかった場合は分泌量が減り、徐々に体温も下がり始めます。

いわゆる「ホルモンバランスが崩れる」という状況になると、これらの働きのどこかにエラーが起こる、と考えられます。
たとえば、
・エストロゲンの分泌が少ない=卵胞の育ちが不十分=基礎体温が二相性にならない
・プロゲステロンの分泌が少ない=子宮内膜を十分維持することができない=不正出血が起こる

などです(これらは一例です)。

次に月経周期と基礎体温ですが、実は重要なのは総日数よりも、低温期と高温期のそれぞれの長さのバランスです。
一応の目安として、
・低温期:9~25日 体温は36.2℃前後
・高温期:12~14日 体温は36.7℃前後
※低温相と高温相の温度差は0.3~0.5度

が理想的である、と覚えておくと良いでしょう。
基礎体温がホルモン分泌と連動して月経周期を作るわけですから、重要なのは「低温期・高温期に分かれるかどうか」「低温期・高温期が順当な日数で推移するか」であるということ、お分かりいただけたでしょうか。

なお、エストロゲンもプロゲステロンも卵巣から分泌されるホルモンです。ということは、これらのホルモンのバランスが崩れた場合は、ホルモンの分泌を調節する自律神経のほか、卵巣そのものの不調を考える必要もある、ということです。特に年齢を重ねている場合は、卵巣の体力を考慮する必要が大きいと思います。

次回は、不妊治療や妊活情報としては少し番外編になりますが、月経前後の不快症状について、これらのホルモンとの関係を徹底解明(?)します!

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