妊活ブログ

不妊について知る機会 ~不妊と性教育~

こんにちは。お客様相談ダイヤルの中の人、多田まどかです。突然ですが、皆さんは「不妊」についていつ知りましたか?私自身、いつだったのかもう覚えていませんが、たぶん結婚するまではほとんど意識したことがなかったと思います。

先日、とあるメディアによる「性教育」に関するアンケートの結果、というのが目に入ったのですが、今後の性教育に期待することとして、特に不妊を経験した女性からは「学校の性教育の段階で教えてほしかった」という声が集まったようです。たしかに一理あるなあ、と思いました。
ただ、現在の学習指導要領に基づいた性教育では、ほとんどお話にならないようです。

少し詳しく見てみると、たとえば中学の場合、
「妊娠や出産が可能となるような成熟が始まるという観点から,受精・妊娠までを取り扱うものとし,妊娠の経過は取り扱わないものとする。また,身体の機能の成熟とともに,性衝動が生じたり,異性への関心が高まったりすることなどから,異性の尊重,情報への適切な対処や行動の選択が必要となることについて取り扱うものとする。」
とあり、「妊娠の経過」には性交渉や避妊は含まれないとのこと。「受精・妊娠」を取り扱うのにちょっと意味が分かりませんね。中学生の妊娠・出産が減らないという現状に即しているとも全く思えません。
望まない妊娠による人工妊娠中絶は、場合によっては不妊に繋がるリスクがあります。

では高校の場合はどうでしょうか。
「 <健康な結婚生活について>心身の発達や健康状態など保健の立場から理解できるようにする。その際,受精,妊娠,出産とそれに伴う健康課題について理解できるようにするとともに, 家族計画の意義や人工妊娠中絶の心身への影響などについても理解できるようにする。また,結婚生活を健康に過ごすには,自他の健康への責任感,良好な人間関係や家族や周りの人からの支援,及び母子への健康診査の利用などの保健・医療サービスの活用が必要なことを理解できるようにする。なお,男女それぞれの生殖にかかわる機能については,必要に応じ関連付けて扱う程度とする。」
生殖に関わる機能、きちんと説明して妊娠には適した時期があることを教えてほしいものです。基礎体温のこととかね。ついでに精子も劣化することがあるし、いまや不妊の要因の半数近くなんだよ!ということも盛り込むことができれば完璧なんですが。

少子高齢化を本気で何とかしようと思えば、こういうところからじゃないかな、と。今や多忙を極める教員の先生方に勉強する時間はないでしょうから、専門家を講師として呼ぶとか、方法はあるんじゃないかなと思います。

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