妊活ブログ

不妊治療はキャリアダウンしないと無理? ~働く女性と不妊治療~

こんにちは。お客様相談ダイヤルの中の人、多田まどかです。関西ではこのところ初夏らしい気候が続き、もうこのままずっとこの季節だったらいいのに、と思う今日この頃です。というか、毎年この時期にはそう思っています(笑)もはや風物詩です。

先日、産科婦人科学会がインターネットで上で募集したアンケートの結果が発表されました。
昨年9~12月にかけて、全国の不妊治療施設に通院する女性835人(平均年齢37歳)から得た回答から見えてきたのは「不妊治療が仕事のキャリアの支障になる」と感じている人が実に89%もいる、という結果でした。
頷いた方も多いのではないでしょうか。

また、対象者のうち94%はキャリアより不妊治療を優先する、と回答しています。もちろん、このような内容のアンケートに答える方々なのでその割合は必然的に高くなるのでは、とも思いますが、やはり不妊治療に取り組まれる皆さんは年齢のことを重要視されていることが分かります。
実際、廣田漢方堂薬局での不妊相談でもお仕事のことは常に課題になっているように感じます。不妊治療のステップアップに合わせて転職・時短・退職など、何らかの形で不妊治療を優先させるべく、働き方を変える方が多くいらっしゃいます。
一方で、不妊治療にかかる費用がかさむため、仕事を辞めるに辞められない、というお悩みを持つ方も少なくありません。

とある相談サイトに「不妊治療を開始するにあたり、契約社員からパート勤務に変えようと考えていますが、仕事に復帰する時のキャリアに響くのでは、と踏み切ることができない」という相談が持ち込まれていました。
回答は「まず不妊治療を開始してから働き方について考えるか、職場に相談をしてからでも辞めるのは遅くない」というものでした。おそらく私も同じように答えると思います。
もちろん、職場に相談した結果、退職を促されたケースもあるようですが、そんな職場は早々に辞めた方がいいですね。妊娠・出産でも苦労するのは目に見えているので。

ただ、不妊治療というのはやはりデリケートな問題なので、職場に相談できるかできないかは人によると思います。
相談はできたが「その代り治療経過を逐一報告するように」と言い渡されたケースもあるようで、これは精神的にかなり苦痛だろうなあ、とも思いました。
そのような精神的苦痛を感じるぐらいなら辞めた方がいいや、という場合はそうするべきでしょう。とにかく、ご自身の精神的・肉体的ストレスを最低限にする、これを重視してお仕事との向き合い方を考えてほしいと思います。経済的な問題は、突き詰めれば精神的ストレスの有無につながるでしょう。

女性を雇用する事業者は、不妊治療中の賃金の保障(もしくは治療費の助成)、時短やフレックスタイム制など、柔軟な対応を求められる時代だと思います。
「不妊は個人の問題」ではなく、今や社会の問題である、と当たり前に認識されるようになってほしいものです。

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