妊活ブログ

妊活・不妊治療に「冷え」はなぜダメなのか

こんにちは。お客様相談ダイヤルの中の人、多田まどかです。
関西ではすでに桜も散り、日中はかなり温かくなってきました。そんなタイミングで「冷え」の話も何ですが、温かい季節になれば油断してしまうのもまた「冷え」です。
そして実は先日、面白い体験をしました。まず、腰の右側だけが痛くなり、次に右側頭部が痛くなり、あれれ、と思っているうちに右の足だけが冷えてきたのです。そうこうしているうちに右の脇のリンパが腫れだして熱が出て、あれれれれ、となり、よくよく考えてみると背中の右側に少し前から謎の湿疹ができていました。そう、帯状疱疹でした。なぜこんなことが起こったのでしょうか?種明かしは後ほど。

「温活」などという言葉もあるぐらいで、妊活・不妊治療においては「冷え」は大敵であるのはほぼ常識と言って過言ではないでしょう。では、なぜ冷えてはいけないのか考えてみたことはありますか?ただ体を温めて体温を上げれば良い、と思ってはいませんか?
たとえ平熱が低い方でも、体のどこかに35℃以上の温度は持っているはずです。問題は、この温度が体の隅々まで運ばれていない場合に起こります。では、体のあちこちに温度を運ぶものは何でしょうか?そう、血流ですね。
では、血液は何のために存在するのでしょうか。血液は、体の各臓器や組織、最終的には細胞にまで飲食物から作られた栄養分を届けるために働きます。
体のどこかに冷えがあるということは、その部分には十分に血流が行き渡っていない、ということ。つまりその部分には栄養も十分に行き渡っていない、ということになります。妊娠を意識する場合は、子宮や卵巣など骨盤内の臓器がこの状態におちいらないように注意する必要があります。
スムーズな血流を確保できれば臓器や組織は機嫌よく働いてくれます。簡単な話です。ところが現代社会においては、なにごとも自動化されてしまい、昔に比べるとうんと運動量が減ってしまっています。血を巡らせるのにいちばん手っ取り早いのはやはり運動なのですが、いわゆる肉体労働と呼ばれるようなお仕事にでも就かないかぎり、現代の生活基盤そのものが運動するようにはできていませんよね。
もう一つは食生活が西洋化したことで、脂質の摂り過ぎで血液の質が粘っこくなってしまっていること。これも血流が悪くなる一つの理由です。
こうして長年の生活習慣でとどこおった血流は、血管そのものの質も低下させています。澱んだ水路にはゴミがたまるのと一緒で、この汚れを一掃しない限りはスムーズな血流は望むべくもないわけです。結構手ごわいのです・・・
廣田漢方堂薬局ではこのような問題に対して漢方薬やサプリメントでアプロ―チしていますが、日ごろの生活習慣(運動や食生活)を変えるだけでも随分と違いますよ。食生活についてはこちらを参照してみてくださいね。

さて、冒頭の私の症状ですが。抵抗力が弱って体内に常在する水疱瘡ウィルスが暴れ出すのが帯状疱疹。おそらくそのとき私の体は増殖したウィルスをやっつけるのに全力投球したようで、特に症状のきつかった体の右側を中心に闘いを繰り広げていたのでしょう。そのため、体の右側の特に末端にまで栄養や温度を届ける仕事が二の次になってしまったのだと思います。幸い、早めに皮膚科で投薬を受けたのできれいに治癒しましたが、病気は油断した時にやってくるものだな、といたく反省したことです。

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