妊活ブログ

遺伝子操作で精子の力が甦る!? ~不妊治療の最前線~

こんにちは。お客様相談室の中の人、多田まどかです。
年明け早々、「2019年は男性不妊に注目が集まる!?」などと大口を叩きましたが、やはり男性不妊の分野での研究について目にする機会が増えています。大口じゃなかった(笑)

まだマウスでの実験段階ですが、京都大学医学部付属病院の伊藤克彦准教授らの研究グループが、精子に異常があるマウスの遺伝子をゲノム編集することで不妊の改善に成功したそうです。これは大ニュースですね。
ゲノム編集というのは、遺伝子のある特定の狙った場所を「切ったり」「並べ替えたり」「貼ったり」できる技術のことです。昔からこの技術はあったのですが、近年、この手法が簡便・効率的になる方法が発見されたことで一気に研究が進んだようです。そういえば食物の分野や他の医療分野でも、少しずつ耳にすることが増えてきました。

ところで精子のゲノム編集による治療の仕組みは以下の通り。
精子が成熟する過程で、精巣で作られる特定のタンパク質、これを作ることができないマウスのオスが不妊になり、精子の形もいびつになっているそうです。プロタミンというたんぱく質で、これがある特定の反応をすることによって精子が成熟することが分かっているのですが、ゲノム編集を不妊のマウスの精子に施し、プロタミン無しで反応をした後の状態を作り出すことで不妊が改善した、ということです。
ちょっと難しいですが、すごい技術ですね!

まだまだ動物実験の段階なのでヒトに適用されるまでには時間がかかると思いますが、ほとんど進んでいなかった男性不妊の治療研究が前進することは間違いなさそうです。

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