妊活ブログ

不妊治療・妊活と食養生 ~食べて良いもの悪いもの~

こんにちは。暦の上では立冬を過ぎましたが、まだまだ食欲の秋まっさかり、それとは関係なく年がら年中食欲の止まらないお客様相談ダイヤルの中の人、多田まどかです。

食といえば、よく受けるのが「妊娠するためには何を食べたらいいですか?」というご質問です。食事は毎日のことですし、どうせなら体に良いものを摂りたいですよね。
有名なところでは葉酸ですが、葉酸については以前にまとめてありますので是非こちらをご覧になってみてください。

食べるものについての相談をお受けした時、私はいつも「旬のものを美味しく召し上がってください」とお伝えします。
人間も自然界に生きる生物ですから、やはり季節の変化に合わせて生きています。
いまやどこに居ても何でも手に入るので食べ物の旬がわかりにくくなっていますが、季節に合ったものを食べるのは実はとても理にかなっています。たとえば夏場に汗をかいて火照った体を、トマトやきゅうりが潤して冷ましてくれる、といった具合です。
先日ご紹介した栗もそうですね。気温の下がってくる時期に体を温めるために重要な「腎」を養ってくれます。
というわけで、旬のものをバランスよく摂ることで、体の調子が整います。

「バランスよく」ってよく言うけど、どういうこと?と思った方。「まごわやさしい」と覚えてください。
ま:豆類
ご:ごま→木の実類
わ:わかめ→海藻類
や:野菜
さ:魚
し:しいたけ→きのこ類
い:芋
この組み合わせで偏りなくいただきましょう。魚中心の和食のイメージですね。

また、妊娠するため(に限りませんが)には血流を良くすることが重要です。
血行が悪くなると冷えを招きます。胎児を育む子宮に栄養を送るのは血液です。妊娠に関わるホルモンを子宮や卵巣に運ぶのも血液です。血流、とっても大事です。
というわけで、血流を良くする食べ物もお勧めで、そのためには青魚に含まれるEPAやDHAが良いことはよく知られています。
ピークは過ぎましたが、今の時期ならサンマが安くて美味しくてお勧めです。あとはアジ・ブリ・サバ・イワシ、など。お財布にもやさし目ですね(笑)
ただ、青魚が苦手な方もいらっしゃると思いますし、魚の調理が面倒だ!という方もいらっしゃるでしょう。
そんな場合は、ちりめんじゃこがお手軽です。ちりめんじゃこはカタクチイワシの稚魚、立派な青魚です。頭から尻尾まで食べられますし、何もない時にご飯にふりかけるだけでもOK。和え物やサラダのアクセントなどにもなって、便利な食材です。
もう一つお勧めなのが、煮干し。「えー、煮干しでダシを取るのめんどくさーい」なんて言わないで、世の中には便利なものがあるんです。それが煮干しの「粉だし」。煮干しを粉末にしたもので、お味噌汁や煮物を作るときにさっと入れるだけです!!
煮干しもカタクチイワシですし、丸ごと粉にしてあるのでやはり全身をいただくことができますよ。使わない手はありません。

何を食べれば妊娠する、というようなものは世の中にはありませんが、確実に妊娠を遠ざける食べ物はあります。
砂糖(特に精製糖)・トランス脂肪酸・添加物を大量に含む、たとえば
・チョコレート
・生クリーム
・マーガリン
・コーヒーフレッシュ
・サラダ油、パーム油
魅力的なお菓子やパンにはほとんど含まれているものですよね。これらは残念ながら不妊治療や妊活の大敵です。体内に汚れを溜めてしまいます。
とは言え、お付き合いなどでどうしても避けられないこともあると思います。そんな時のために普段は口にしないようにして、ごくたまの楽しみにとっておきましょう。

食のことでもうひとつ。
体調を崩してどうしても食べられない時ってあると思います。「栄養を取らなきゃ。無理してでも食べなきゃ。」これ、間違いですよ!
食べ物を体が受け付けない時は何を入れても消化吸収力が落ちているので素通りです。にもかかわらず、無理やり食べ物を入れてしまっては、回復するための体力が胃腸に回ってしまい、いいことなしです。
水分補給だけに留めて(スープや重湯、麹甘酒などは口にできそうならお勧めです。牛乳はお勧めできません)とにかく体を休めることで体力回復を図るようにしてください。いよいよ水分が摂れなくなった時は、迷わず病院に行き点滴を受けましょう。

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