妊活ブログ

真夏の養生は冷やし過ぎずに熱をとることがキモ ~不妊治療・妊活における五行の話~

こんにちは。お客様相談ダイヤルの中の人、多田まどかです。
ついに夏本番がやってきました。もう最近では真夏の日中の温度が35℃なんて普通になってきましたね。私が子どもの頃などは30℃越えたらエライこっちゃ、という感じだったように思うのですが。

こと妊活においては「冷え取り」「温活」がキーワードで、このブログでも冷えについては度々触れてきました。ただ、猛暑の続く真夏、温めれば良いのかと言えばそんな単純な話ではなく、ちょっとした工夫が必要になります。

まず(これは真夏に限らずですが)「温める」というよりは「冷やさない」という意識を持つことが基本になります。真夏にわざわざ「温める」人はよほどの冷え性さんだけだと思いますが、「冷やす」人は他の季節より圧倒的に多くなります。どうしても冷房にあたったり、冷たい飲食物を摂る機会が増えますもんね。
その結果、冷えすぎた場合はこれはもちろん温めると良いのですが、「冷やさない」って言ったって暑いんだしどうすればいいの?という声が聞こえてきそうですね。はい、以下でお答えします。

冷房対策としては、汗をかいたらこまめに拭き取ること。濡れたままだと不快でもあるしニオイの元でもあります。そして汗だくのままキンキンに冷房の効いた部屋に入ると一瞬は気持ちいい~♪ですが、気化熱でどんどん体温が奪われます。開いた毛穴から邪気が入り込んで風邪ひきさんの出来上がり。
これを防ぐには冷房の風に長時間あたる場合など、ストールや上着などでガードすること。特に首の後ろや肩を冷やすと風邪を引きます。また、夏のおしゃれは足元がサンダルで素足だったりクロップドパンツなどで足首を露出することが多いもの。これもあまり良くありません。本気で妊娠を目指すならおしゃれは二の次、と言いたいところですが、たとえば長時間冷房の効いた部屋で会議とか電車で移動などの場合、せめてその間だけでも靴下を履くなどしてガードするぐらいはしてほしいものです。
夏場は私も、やれストールだカーディガンだ靴下だ、と冬場よりも荷物が増えます。

飲食物については、真夏もできる限り常温以上のものを中心に摂取してください。日中の飲み物はよく冷えた麦茶をガブガブ、お風呂上りに毎日アイスを1本、とか論外です。
冷たいものを摂るなとは言いませんが、たとえば外出した時などの楽しみだけに留めておきましょう。冷たいものを飲んだり食べたりするときも、できれば一旦口に含んで涼感を楽しみ、口内でできる限り温度を上げて飲み込むと胃にかかる負担もかなり違いますよ。
意外な盲点がぷるぷると美味しいゼリー類。たとえばかき氷の方が温度は低いですが、あっと言う間に口内で溶けて温度が上がったあとで飲み込みますね。ところがゼリー類は口内で溶けることがなく、低い温度のまま飲み込んでしまうことになります。実際にサーモグラフィを使った実験を見たことがありますが、アイスやかき氷などより、ゼリーを飲み込んだ胃の方が温度が低いことを示していました。
冷たい麺類も要注意ですね。夏場は素麺やざるそばを常食にする人も多いですが、つい噛まずに飲み込んでしまいますよね。できればよく噛んでいただきたいですが、それでは冷たい麺を食べる醍醐味に欠けるのもわかります(笑)食べる回数を減らして、たまの楽しみにしておきましょう。

とはいえ、やはり真夏は体内に熱がこもりやすくなる時期でもあります。このような場合は上手く熱を逃してやることも必要です。熱をとってほてりを冷ます食物を覚えておくと、「暑い!→冷たいものをガブガブ!」とならずに済みます。熱が出た時の養生にも使えますよ。
代表選手はウリ類。もっとも手軽なところではキュウリです。他にはズッキーニや冬瓜。スイカは一口食べただけでも熱が引いていくのがわかる方もいらっしゃると思います。
何かと便利なトマトは熱を取るだけでなく、汗で少なくなった潤いを補ってくれます。これから美味しくなる梨や、年中食べられるものの本来は夏だけにしておいてほしいバナナなども熱を冷まします。

さて、タイトルに「五行」とあるからには夏の五行のお話もしておかねばですね。
漢方の世界では体のシステムを大きく五つに分けて考えるのですが、その一つに「心」があります(「しん」と読みます)。心臓の心、という字だけあって、血液の巡りをつかさどるシステムです。働きが弱まると血液循環が悪くなり、活発過ぎると高血圧など心臓に負担のかかる状態となります。
夏は心のたかぶりやすい季節です。心は精神活動をつかさどるシステムでもあるので、情緒不安定になったり、不眠・夢を多く見る、などの症状も出やすくなります。
真夏の熱中症は睡眠不足も原因のひとつとなりますので、リラックスを心掛け、心を養って熱を取る食材を上手く使いましょう。たとえば緑豆春雨(じゃがいもデンプンのものではなく緑豆が原料のもの)・小豆・もやし・レンコンなどがおすすめです。熱は取りませんが、アーモンドも精神を落ち着けるのにおすすめですよ。

今年の猛暑は漢方・薬膳の知恵で上手に乗り切って、妊娠しやすいバランスのとれた体をめざしましょう!

ブログ一覧へ
キャッシュレス払いで5%還元 来店ご相談はこちら
来店ご相談はこちら