排卵・卵巣の状態について

自力で排卵できません。どのような原因が考えられますか?

排卵障害がある場合、いくつかの原因が考えられますが、主な原因は以下の通りです。

①視床下部や脳下垂体からのホルモン分泌不全
視床下部から分泌されるGnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)や脳下垂体から分泌されるFSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体化ホルモン)が上手く分泌されずに卵胞が育ちません。

②卵巣機能不全
卵巣が脳から出る指令ホルモンであるFSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体化ホルモン)を上手く感受できず卵胞が育りません。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
血中の男性ホルモン値が高いため、卵巣内に未発育の卵胞がたくさんできてしまい、排卵されずに溜まっている状態。排卵まで時間がかかり月経不順となったり、無排卵となることもあります。
④高プロラクチン血症
プロラクチンは出産後に乳汁を分泌させるためのホルモンです。妊娠・出産していないのに何らかの理由でプロラクチンの値が高くなると月経や排卵が抑制され、排卵障害につながります。原因は不明なことが多いですが下垂体腫瘍によって起こることもあります。

⑤甲状腺ホルモン異常
甲状腺ホルモンの分泌に異常が起こると、体全体のホルモンバランスも崩れます。それにともない、性関連のホルモンもバランスを崩し、月経不順や排卵障害に結び付いてしまいます。

それぞれの原因は不明なことが多いですが、他の疾患が隠れていたり、ストレスが引き金となっていたり、特に①②については年齢の問題も無視できません。

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