子宮の状態について

子宮内膜が薄いです。どのような原因が考えられますか?

子宮内膜が8mm程度に満たない場合、その要因は、
①黄体ホルモン(プロゲステロン)が上手く分泌されていない
②内膜を厚くするだけの血液の不足または血液循環不良がある
③クロミフェン(クロミッド)などホルモン剤の影響
の3つが考えられます。
黄体ホルモン(プロゲステロン)は排卵後に分泌量が増え着床しやすい子宮内膜を作るために欠かせないホルモンです。
黄体機能不全の場合は黄体ホルモンが上手く分泌されません。
また子宮内膜は毛細血管の集合体であり、毛細血管内を充分な血液が流れることで充血して内膜を厚くします。
排卵誘発にクロミフェン(クロミッド)を使用することがありますが、クロミフェン(クロミッド)には抗エストロゲン作用があります。エストロゲンとは卵胞ホルモンのことで、黄体ホルモン(プロゲステロン)と協力して子宮内膜を厚くします。そのため抗エストロゲン作用を持つクロミフェン(クロミッド)を使用すると子宮内膜が薄くなってしまうことがあるのです(全ての方に当てはまるわけではありません)。

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