不妊治療に
臨むにあたって

インターネットで情報を探すよりも、アドバイスしてくれる専門家に頼む

便利なインターネット、最近では少しでもわからないことがあればすぐにスマホでも検索できて重宝しますね。でもその情報、出どころは確かでしょうか。

たとえばとある検索エンジンでは「不妊漢方」で検索すると約2,040,000件がヒットします(2018.1.27現在)。
この莫大な数の情報の中から本当に必要で正しい情報を探し出すのは至難の業だと思います。検索上位にある情報があなたにとって有用な情報であるとも限りません。
もちろん、とてもためになる優れた情報を発信しているサイトもたくさんあります。一方で、信頼性の低いサイトが多数あるのも確かです。

特に不妊治療の分野については、まだまだ分からないことや発展途上のことも多く、同じ事柄について賛否両論あるものについては、サイトによってまったく逆の説明や意見が書かれている、なんてこともあります。

知りたい情報をインターネットで検索することは決して悪いことではありません。でも不安を解消したくて調べているのに、情報に踊らされ余計に混乱し、不安を助長するようでは意味がありませんよね。

そんな時に役に立つのはやっぱり身近な専門家。病院に通っていらっしゃる方なら主治医の先生がそうであれば一番よいのですが、残念ながら先生方はいつも忙しそうな顔をしていて、ゆっくり質問をするのも憚られる…そんな思いを抱えている方も少なくはないでしょう。中にはこちらが調べたことを頭ごなしに否定するような気難しい先生もいらっしゃるかもしれません。
そんな方々のために私たちがいます。長年の研究と実践に裏打ちされた子宝理論を持つ不妊治療相談のプロに、まずは何でも相談してみてください。たとえばご自身でインターネット調べた情報が正しいのかどうか、自分にはあてはまるのかどうか、などでも構いません。
誰にも相談できずに一人でくよくよと悩むこと、これは気と呼ばれる体内のエネルギーが滞る原因にもなりかねません。
気の滞りは妊活の大敵です!

遠方にお住まいでもお電話や24時間受付可能のメールでご相談を承っております。欲しい情報の答えが見つからない場合でも、心に引っかかっている何かを吐き出すことですっきりすることもあるでしょう。ぜひ勇気を出してお尋ねになってみてください。
インターネットで何でも済んでしまう今だからこそ、お一人おひとりのお話をしっかりと伺うことを廣田漢方堂では何よりも大切にしています。

病院で行われる検査結果についての知識をつける

一大決心をして病院に通い始めた方がまず経験すること、それは各種検査だと思います。
一つひとつの検査をクリアしてゆくことで問題を明らかにしていこうというわけですが、たとえば画像診断やエコーなど、状態を目で見る検査は結果がわかりやすいと思います。
問題は血液検査。特にホルモンの値を計る検査は結果の紙をもらったとしても何が何だか、よくわからない方が多いのではないでしょうか。

ホルモンの値の検査(血液検査)は、本格的な治療が始まった後も定期的に行うことが多く、特に体外受精・顕微授精の場合は必須と言っていいぐらい、治療の指針として大切な数値です。

不妊治療におけるキーワード「卵の質」や「ホルモンバランスの異常」、これは目に見えにくいものですが、血液検査の数値でわかることもあります。この数値が示している意味が分かれば、ご自身のお体が今どのような状態なのかがわかるようになります。
また、数値の良し悪しで一喜一憂しがちですが、ここは視点を変えて「改善すべき問題点が明らかになった」と捉えてみてください。「原因不明」と言われて、どこから手を付ければ良いかわからない状態よりはいいと思いませんか?

さて、女性の体のリズムは複数のホルモンがダイナミックに相互作用しながら生み出す波で作られているため、時期によって数値のバランスも異なります。
そのため、血液検査をする時期も大切になってきます。タイミングとしては以下の三つの時期に分かれます。

  • 卵胞期
    月経開始から排卵まで。低温期。
  • 排卵期
    排卵の時期。低温期から高温期への移行期。
  • 黄体期
    妊娠成立のために子宮内膜が充実してゆく期間。高温期。

なお、一般的には月経開始2~3日目の数値を基礎値とします。
また、いわゆるホルモンバランス、というのは具体的には以下の4つのホルモンが上手く調和しているかどうか、を指します。

FSH(卵胞刺激ホルモン)
卵胞を育てる作用があります。基礎値から卵巣にどのぐらい卵を作る能力があるかを推定できます。基礎値12以上の場合は卵巣機能の低下を疑います。
LH(黄体化ホルモン)
排卵を促すホルモンです。この数値が上昇すると排卵が近いと予測できます。排卵検査薬では尿中に含まれるLHの濃さで排卵時期を予測します。
E2(卵胞ホルモン・エストラジオール)
卵胞が育つと値が高くなります。排卵前には一つの卵胞につき約250ぐらいの値になります。P4と協力して子宮内膜を厚くします。
P4(黄体ホルモン・プロゲステロン)
E2と協力して子宮内膜を厚くします。排卵後から高くなり高温期を保つために必要となるホルモンです。

実際の治療ではエコーで映し出される卵巣や子宮の状態とホルモンの数値、基礎体温を照らし合わせながら現状を確認していきます。
たとえば、「卵胞が3つ見えているね。E2の値も800あるからきっと順調だね。」「少し子宮内膜が薄いね。P4の数値が少し低いかな。高温期が短いのもそのせいかもしれないね。」といった具合です。
とはいえ、「やっぱり自分で数値を見るのは難しい!」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
そんな時は是非、廣田漢方堂にお尋ねください。一緒に〈検査数値=お身体の情報〉を読み解いていきましょう。

不妊症・体外受精アドバイザー
上村 真衣香(かみむら まいこ)

上村 真衣香

スケジュール【鍼灸/問診】

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治療の目的は体質改善です。一緒にお身体を整えましょう。

もともと私が廣田漢方堂と出会ったのは、患者として訪れたことがきっかけでした。
当時大きなストレスを抱えていて、頬に大量のニキビが発生し、まだ鍼灸学生だった私はいろいろな漢方薬局のブログを読んだり、自分で勉強したりして行きついたのが廣田漢方堂でした。
今は内側の人間となった身なのでこう言うのも何ですが、その選択は大正解で、ニキビはきれいに治りましたし、薬なしでは月経が来なかった体質まで改善され、自力で月経まで来るようにまでなりました。『体が整う』とはこういうことなのか、と実感した時でした。
そこで廣田院長の知識の深さと柔軟な応用力、そして漢方家としての実力に感銘を受け、それからすぐに廣田漢方堂で学ばせていただくようになりました。
数年間、店頭で様々な疾患でお悩みの方々の問診、鍼灸治療を担当させていただく一方、中医学における婦人科、不妊治療の考え方も一から学ばせていただき、徐々に不妊相談を任せていただくようになりました。

もともと大学で心理学を学んでいた私は、相手の方のお話をじっくりと聞く傾向があり、他の先生方よりお話が長くなることが多くありました。
しかし、妊娠という、自律神経やホルモンバランスが大きく関わる分野については、カウンセリングによって心身が安定することが、大きく結果を左右するということもあるということを確信していますので、今でもそこは大切にしています。

これまでたくさんの不妊でお悩みの方々のお話を聞いてきましたが、カウンセリング中にお客様の心の琴線に触れることもあり、その中でいかに女性が、肉体的、心理的、金銭的な面で追い詰められいて、大きな不安と戦っているのかということを実感しています。
私たちは漢方薬局として、「妊娠するために必要な体づくり」のお手伝いをすることをもちろん一番の役割だと考えています。

しかし、女性たちの一番の願いは「妊娠してわが子をその手に抱くこと」だということを忘れず、体づくりの面からだけでなく、あらゆる方面からサポートし、必要な情報提供をはじめ、お客様が前向きに、期待を持って治療に臨むお手伝いをさせていただければと思っています。

経歴
  • 神戸女学院高等学部 卒業
  • 神戸女学院大学 人間科学部人間科学科 卒業
  • 神戸医療福祉専門学校中央校 鍼灸科 卒業
資格
  • はり師
  • きゅう師
  • 登録販売士

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