廣田漢方堂の
サポートプログラム

不妊治療サポートについて

漢方薬・サプリメントについて

漢方や栄養サプリなどを摂取することにより、直接、身体の中で調節したい部分にアプローチをすることができるのと同時に、毎日摂取することにより、自分自身で毎日治療を行うことができるという特徴があります。
当店では、漢方やサプリメントで不妊治療のサポートを行う際には、一般的な漢方療法で行う「弁証論治」に先立ち、「妊娠力の向上」を最優先にしてサポート内容を組み立てて行きます。
「妊娠力」は本来、誰しもが持つものです。
その力が衰えている理由を年齢・体質・生活環境・治療内容などから推測し、妊娠するために必要な条件を導き漢方薬やサプリメントを使用したほうが結果的に近道になるのです。
不妊治療を成功させるためには「卵の質を上げること」・「子宮内膜環境を整えること」が重要課題です。そこで、卵の栄養状態・子宮内膜の血流・細胞活性を高める為に、漢方やサプリメントを使用してまいります。

卵の質を上げるために

栄養状態を良くする

不妊治療の際にはホルモン剤を使用して、場合によっては一気に複数の卵胞を育てていくこともあります。
本来であれば、1つの主席卵胞以外は消失するので、1つの卵胞のみに十分な栄養・エネルギー・酸素が行き渡ればよいのですが、複数の卵胞を一気に成長させる際には、いつも以上に大量の栄養・エネルギー・酸素が必要になります。
それらの成分が不足すると、染色体異常を起こしやすくなったり、胚移植後に着床したとしても細胞分裂が活性化されない質の弱い卵になってしまうと考えられます。
そこで当店では、卵胞の育つ時期に少しでも質の高い卵が育つように、卵子の成長に必要なビタミン・ミネラル・アミノ酸などの栄養素はもちろんのこと、昔から不妊症に用いられている鹿角や紫河車などの生薬を使うことで、卵子の質の向上を補助していきます。
さらに卵巣や子宮を温めて機能を向上させる生薬(これを補腎陽といいます。)を用いて、ホルモンバランスを整えると同時に、子宮の冷えによって起こってしまう流産などを前もって予防します。
この考えは、全周期(とくに体外受精・顕微授精における採卵周期では徹底的に)で使用してまいります。
不妊治療による妊娠率を上げたり、健康な赤ちゃんを出産したりするには、特に女性の卵子の老化に対応することが必須と考えるからです。

細胞を活性化させる

不妊治療を行う際、たまに問題になるのが、ホルモン剤でホルモンを補充しても期待した薬効が発揮されないことです。
ホルモン剤の効果がうまく出ず、ホルモン剤を途中で追加する、計画が延期になるなど、不妊症専門クリニックの医師が立てた計画の通りにいかない場合には、細胞活性が低下し、ホルモン剤の薬効が十分に発揮されないと考えます。
そこでサプリメントを使用し、細胞内の活性を高め、ホルモン剤が効きやすくなるようにすると同時に、各種栄養素が細胞内にきちんと入って、「卵の質」が高まるようにしていきます。

血流を整える

全身の血流が悪ければ、摂取した漢方・サプリメントがターゲットとする卵巣・子宮に届かずに、その薬効が落ちてしまうことがあります。
血管・血液・血流は、ホルモンや薬、身体の材料である栄養素、酸素、エネルギーなどありとあらゆるものを運ぶ道路・車・スピードに例えられます。
荷物を載せたトラックの台数が少なかったり、道路が狭く混んでいたり、十分なスピードが出せない状態であれば、せっかく摂取したモノが十分に届かずに、結局、目的とする「質を高める」ことができなくなってしまいます。
つまり、血液循環が悪かったり、血液循環に偏りがあったりすると、「卵の質を上げる」「子宮内膜を充血させる」「胎児の成長を促す」といったことができないのです。
血流を整えるというのは、血液循環をスムーズにし、あらゆるものを運ぶ車が渋滞することなく走れるようにする環境を作るとイメージしていただけると分かりやすいと思います。

子宮内環境を整えるために

子宮内膜の汚れをとる(活血剤を使うこと)

子宮本体や子宮内膜に「血の汚れ」が溜まることで子宮内膜の微小循環が悪くなっているとき、それらの汚れを掃除するための活血剤という漢方があります。
子宮内膜の血液循環は、脈圧計・血流計・月経の色・量・期間・性状・月経痛・舌から推測することができます。
その状態から、どのような種類の活血剤が適しているのかを判断し、適宜使用していきます。
*活血薬は妊娠反応が陽性となった場合、胎児に悪影響を及ぼす可能性が否定できないため、判定日で陽性が出た時点で服用を中止するようにしております。
漢方の世界では、「血の汚れ」を「瘀血(オケツ)」といいます。
子宮にたまった「瘀血」をとり去り、子宮内膜に新鮮な血液が満遍なく巡るようにしたり、子宮にある「瘀血」をクリーニングすると同時に子宮周りの冷えを取り除くことによって血液循環を改善し、子宮を温め、受精卵が着床しやすい環境を作る漢方薬を使用します。
また判定日以降に陽性反応が出た場合は活血剤が使用できなくなるため、血液をサラサラにするサプリメントを用いて血液循環が停滞しないようにします。
妊娠期にこのサプリメントを使用することで、血液をサラサラな状態に保つと同時に、受精卵が着床した後の「酸素の供給量アップ、エネルギー源の確保」をし、受精卵がスムーズに成長できる土台を作り、お腹の中で成長する赤ちゃんの身体の材料を補給して、健康な赤ちゃんが生まれることを目指します。

子宮内膜の血液循環量をUPさせる

ホルモン剤を使用してどれだけ子宮内膜が厚くなっても、その中に流れる血液量が少なければ、胎児の成長に必要な栄養を十分に送り届けることができません。
そこで、子宮内膜はもちろんのこと、全身の毛細血管レベルの血液循環量を増大させる作用のある生薬が配合された漢方を使って、子宮内膜の血流をよくしていきます。
一般的に、血液検査では貧血はなくても運動不足などによって体内の血液循環に偏りがある女性は多く、一部分には血の渋滞がありながら違う部分には血の不足が生じている、というような場合もあります。
漢方には、そのムラを効率よく改善してくれる作用があるため、貧血などの症状はないものの、子宮内膜がしっかりと充血しにくいような方には特に効果的です。
また当店に設置してある脈圧計や血流計での測定の結果、毛細血管に潤沢な血液が流れていない方や貧血症状がある方には、造血作用のある漢方を使用し、血液量を増やすと同時に血流を改善させ、子宮内膜が充血するように調節していきます。

血漿成分を増やす

35歳を過ぎると妊娠率の低下および流産率の上昇が始まります。
とくに40歳を超えると急激にその割合が高くなってくると言われています。
これは卵子の質の低下が主な原因とされていますが、当店ではそれ以外にも年齢に伴う「血漿液の減少」がかかわっているのではないかと考えています。
妊娠した時、お母さんと赤ちゃんの血液型が違っても血液が固まったりしないのは、子宮内膜から胎盤の循環では血球成分は胎盤を通過することができないため、この血漿を通じてすべての物質のやりとりをしています。
受精卵が着床した後、実際に胎児に栄養・エネルギー・酸素を供給しているのは「血漿液」という成分であり、この血漿液が不足していると、いくら血流を良くしても栄養を補給しても、胎児に届けることができなくなってしまいます。
不妊治療の成功率を高めるだけではなく、年齢に伴う流産率を低下させるために、当店ではさまざまな思考錯誤を繰り返してきました。
そしてこの事実に気づき、血漿液を物理的に増やすことができるとされるサプリメントを使用し始めてから、35歳以降の女性の体外受精による妊娠率が飛躍的に向上したのと同時に、流産率が47%⇒14%と有意に低下しました。(2014年実績)

カウンセリングの重要性

女性の体内では約一ヶ月の間、複数のホルモンが互いにバランスを取りながらダイナミックに変化を続けます。
これは妊娠するための機構そのものなので、不妊治療のサポートもこの流れに沿って細かく対応を考える必要があります。
もちろんこのバランスはいつも一定とは限りませんし、思いもよらない反応が出る場合もよくあります。
また、精神的な疲労によって妊活や治療を投げ出したくなることもあるでしょう。
そんな時、とても大切になるのがいかにタイムリーかつ詳細にお客様の状態を把握し、時に応じて的確なアドバイスをできるか、ということ。
そのために廣田漢方堂薬局では店頭及び電話やメールでのカウンセリングを何よりも大切にしています。

妊娠中のサポートについて

妊娠中のサポートが必要なわけ

妊活は決して妊娠がゴールではありません

体外受精のサポートでは、「真剣に赤ちゃんが欲しい」と望まれる方の希望を叶えるために様々な視点からサポートを行っております。
しかし、私たちは妊娠していただくことをゴールとして考えていません。あくまでも妊娠はスタートであり、無事にご出産されるまでをしっかりとケアすることが私たちの仕事だと考えております。
そのため、当店では妊娠されたお客様には、お客様の体質に合わせた安胎薬をご提案させていただき、「元気な赤ちゃん」が産まれるまでサポートを行っております。

流産を予防する

妊娠された後の約15%の方は、染色体異常によって流産してしまいます。
一般に流産の確率は母体の年齢と共に上昇し、42歳以降では約50%が流産するといわれています。体外受精をされる方の場合、妊娠の年齢が高くなる傾向があり、無事に妊娠されても、常に流産の不安と向き合わなくてはいけなくなります。

流産された方の約50%が胎児の染色体異常とされていますが、それ以外の流産の原因はわかっていないことが多く、その原因を特定することは難しいとされています。

そこで私たちは、妊娠反応が陽性になった後には、染色体異常以外の流産の危険性を最小限にするために、昔から妊娠後に良いとされてきた生薬が配合された漢方薬や栄養剤などのサプリメントを使い、子宮内環境を整えると同時に、胎児の成長をスムーズすることで、出産までのサポートを行っております。

漢方薬・サプリメントによる妊娠中のサポート法

当店では、妊娠期間の39週のうち、流産の可能性が高い12週目、早産の目安となる22週目、出産とな39週目という形で期間を区切って、それぞれの時期に必要な漢方薬・サプリメントをご提案しております。

妊娠12週目まで

妊娠後、12週目までが初期流産の可能性が一番高い時期であり、胎児・母体ともに不安定な時期となります。
このときには、子宮を冷やさないように温めながら、子宮内の血流を整え、胎児にしっかりと栄養・エネルギー・酸素が行き渡る環境を作り、胎児がスムーズに成長できるようなフォローを行っていきます。

妊娠13週目~22週目まで

この時期になるとつわりもある程度治まり、安定期に入っていきますので、流産の可能性も低くなっていきます。
ただしこの時期には、切迫早産になる可能性がありますので、不正出血やお腹の張りが出ないようにする必要があります。
そこで、この時期には引き続き胎児の成長をフォローする漢方薬・サプリメントを使用し、さらに子宮を温め、血流をよくするようにし、お腹の張りが出ないようにすると同時に、もし不正出血などが起こった場合には、漢方薬の止血薬などを用いて、お腹の中で胎児がしっかりと成長できる環境を作っていきます。

23週目~出産まで

この時期になると、胎児は外界に出てきても早産という形で生きることができますので、この時期に安胎薬を使うかどうかは、その方にお任せする方針を取っております。
この時期に安胎薬を使うメリットとしては、胎児が成長するにつれて、髪の毛や肌、神経、血管や細胞を作るのに必要な栄養素をしっかりと補うことによって、出産後に元気な体質の赤ちゃんになってくれます。
過去に出産時期まで安胎薬を飲まれた方のほとんどの赤ちゃんはアトピーや喘息などのアレルギー疾患知らずで肌が綺麗な元気な姿で生まれてくれています。

使用する漢方・サプリメントについて

妊娠後、使用する漢方やサプリメントは、

  • 胎児の成長をスムーズにする栄養素と子宮を冷やさないように温める生薬が配合されたサプリメント
  • 子宮内の血流をよくする漢方薬
  • 胎児に栄養・エネルギー・酸素を効率よく送るためのサプリメント

を、その方の体質や年齢に合わせて使い分けていきます。

また、妊娠期間中につわりが酷く食事が摂れない場合にはつわり止めの漢方を使ったり、不正出血に対しては昔からある止血の漢方薬を使ったり、むくみ、お腹の張りなどに対しては、利水薬や張り止めの漢方を合わせて使い分けてまいります。

カウンセリングの重要性

女性の体内では約一ヶ月の間、複数のホルモンが互いにバランスを取りながらダイナミックに変化を続けます。
これは妊娠するための機構そのものなので、不妊治療のサポートもこの流れに沿って細かく対応を考える必要があります。
もちろんこのバランスはいつも一定とは限りませんし、思いもよらない反応が出る場合もよくあります。
また、精神的な疲労によって妊活や治療を投げ出したくなることもあるでしょう。
そんな時、とても大切になるのがいかにタイムリーかつ詳細にお客様の状態を把握し、時に応じて的確なアドバイスをできるか、ということ。
そのために廣田漢方堂薬局では店頭及び電話やメールでのカウンセリングを何よりも大切にしています。